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Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes

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Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes とは

Red Hat® Advanced Cluster Management for Kubernetes は、運用ポリシーが組み込まれた単一のコンソールでクラスタ全体のエンドツーエンドの管理、可視性、制御を行えるようにします。アプリケーションをデプロイし、複数のクラスタを管理し、データセンター、クラウド、エッジ環境にデプロイされた複数のクラスタ全体にポリシーを適用することで、Red Hat OpenShift® の価値を拡大します。Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes は、Red Hat OpenShift Platform Plus に含まれています。

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes の概要。(動画の再生時間:1:57)

特長とメリット

運用コストの削減

単一の環境でクラスタを管理することで、一貫性を維持し、運用を効率化できます。

IT 運用の単純化

セルフサービス機能を実現します。中央の IT を経由する手間を省いてクラスタを管理できる環境を提供します。

平均復旧時間の短縮

強化された可視性により、インシデントを迅速に解決し、クラスタの健全性とパフォーマンスをプロアクティブに監視できます。

コンプライアンスとガバナンスの容易化

各環境でガバナンスポリシーを一貫して記述し、適用します。

ソフトウェア開発の迅速化

事前構成済みのリソースのセルフサービス・プロビジョニングにより、実装の詳細ではなくソフトウェアの構築に集中できます。

アプリケーションの可用性向上

可用性または容量を考慮した配置ルールを使用して、アプリケーションをさまざまなクラスタや場所に自動的にデプロイします。

主な機能

単一のコントロールプレーンからハイブリッド、マルチクラウド、エッジクラスタを一貫して管理、監視、操作します。

フリート管理

  • クラスタとアプリケーションのプロビジョニングを支援する統合フリート管理コントロールプレーン
  • セルフサービスのクラスタ設定による IT 運用の単純化により、運用上の負担を軽減
  • 中央コンソールからのエンドツーエンドの可視性と制御により、コンテキストの切り替えと認知負荷を軽減
  • すべての構成と Kubernetes クラスタを管理するためのハブアンドスポーク・アーキテクチャ
  • 主要なクラウドプロバイダーおよび Cloud Native Computing Foundation (CNCF) 準拠の Kubernetes ディストリビューションとの統合による幅広い運用制御
  • ワーカープールのスケーリングやクラスタハイバネーションなどの機能を備えた、強化されたクラスタライフサイクル管理

フリート可観測性

  • フリートの健全性に対する包括的なマルチクラスタ可観測性による可視性の向上、定義された指標に基づくダッシュボードのカスタマイズ
  • 付属のダッシュボードによるサイト信頼性エンジニアリング (SRE) エクスペリエンスの向上
  • クラスタの健全性とパフォーマンスのプロアクティブな監視による平均解決時間の短縮
  • 個々のクラスタとユーザーワークロードをソート、フィルタリング、スキャンする機能を備えたフリート健全性モニタリング
  • 分散ワークロード全体の問題を特定、分離、解決するための動的検索
  • Red Hat OpenShift の Red Hat Insights との統合によるインテリジェントな分析

アプリケーションライフサイクルのデプロイ

  • フリートまたは特定のクラスタ全体にわたるワークロードの迅速かつ一貫したデプロイ
  • 一貫性のある自動的なアプリケーション・デプロイとコンテンツ提供を実現する GitOps 統合
  • 配置の統合によるアプリケーションの可用性向上
  • アプリケーションの健全性を広範囲に可視化するアプリケーション・トポロジー・ビュー
  • アプリケーション移行のための永続ボリューム・レプリケーション
  • マルチサイト、マルチクラスタの災害復旧機能により、重要なアプリケーションを復旧して継続

Red Hat Advanced Cluster Management + Red Hat Ansible Automation Platform

Ansible Automation Platform と Red Hat Advanced Cluster Management を併用すると、自動化を通じて OpenShift 環境を運用できるようになります。Event-Driven Ansible を使用することで、次のことが可能になります。

  • マルチクラウドおよびハイブリッドクラウド環境全体で、物理、仮想、コンテナ化された環境を大規模に自動化します。
  • 主なライフサイクルイベントの前後に Ansible Playbook を呼び出します。
  • Day 0、Day 1、アプリケーションのデプロイおよび更新時、その他の重要な時点で、自動化されたアクションを実行します。

RHACM と Ansible の統合に関する動画。(動画の再生時間:2:35)

Red Hat Advanced Cluster Management for Virtualization

Advanced Cluster Management for Kubernetes は仮想環境とコンテナ化された環境の両方を大規模に管理しますが、Red Hat Advanced Cluster Management for Virtualization は仮想化環境のみを管理します。これは Red Hat OpenShift Virtualization Engine とのみ連携し、一貫性とコンプライアンスを保ちながらライフサイクル全体にわたって仮想マシンを管理するための一元化されたプラットフォームを提供します。Advanced Cluster Management for Virtualization は、Ansible Automation Platform と統合して日常的なタスクを自動化し、手動のワークロードを軽減して運用効率を向上させます。

サーバーと仮想サーバーのビジュアルを背景に、ノートパソコンに向かう人物のイラスト

Telefónica のロゴ

Telefónica、Red Hat と連携してアプリケーションをモダナイズ

Telefónica は、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes を使用して、単一の統合プラットフォームで自社のマルチクラウド環境の構成、インストール、メンテナンスを管理および自動化しています。その詳細についてご覧ください。

Red Hat Advanced Cluster Management を使用すると、すべてのクラスタを 1 つのクラスタのように管理できます。GitOps の理念を使用して、行われた変更と検証の多くを自動化できるように、私たちは運用とメンテナンスを実行するプロバイダーとのコラボレーションを開始しました。

Alberto Varadé

Telefónica スペイン、サービス指向アーキテクチャ (SOA) 統括責任者

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