【ネタバレ】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』、ラストの“あのキャラ”は本人が演じていた スー・ストーム役俳優が明かす
撮影現場に、“あの人”は本当にいたのか?
※この記事には映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のネタバレが含まれます。
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のミッドクレジットシーンで撮影現場にいたのは、いったい誰だったのだろうか? 同作でスー・ストーム役を演じたヴァネッサ・カービーが、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へとつながる短くも衝撃的なシーンについて語った。
Varietyに対してカービーは、このシーンは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の撮影中に撮られたもので、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が演出していると明かした。これは、『サンダーボルツ*』のポストクレジットシーンと同様のケースだ。
今回のミッドクレジットシーンで注目すべきは、ドクター・ドゥームが初めて劇中にその姿を見せたことだ。バクスター・ビルに現れ、幼いフランクリンを抱いたドゥーム。彼はマスクを外しているが、観客には彼の顔が見えなかった。そのため、「ロバート・ダウニー・Jr.は実際には撮影現場にいなかったのではないか」という憶測が広がっている。
しかし今、カービーがその疑念を払拭し、観客にはマントの後ろ姿しか見えなくても、このシーンがまぎれもなく、ダウニー・Jr.本人が演じるドクター・ドゥームのお披露目だったことを認めた。
かつてアイアンマンを演じたダウニー・Jr.が実際にセットにいたのかと質問されたカービーは、「そうですよ!」と回答。「ロバートが現場にいないときはありませんでした。常にいましたよ。彼は私たちのリーダーだし、彼のことをゴッドファーザーと呼んでいるんです。彼は私たちのことを気にかけてくれました。ルッソ兄弟と彼と仕事ができて本当に楽しかったです。彼らは長年、深い協力関係を築いてきましたからね」と語り、こう続けている。
「それに、妊娠中に『アベンジャーズ』の撮影に取り組めたことは本当に素晴らしい経験でした。とても大切にしてもらえて、すごく刺激を受けたし安心できました。本当に美しい経験でした。ロバートの演技は素晴らしくて、すごくワクワクしています」
では、次は何が起こるのだろうか? ファンタスティック・フォーが次に登場するのは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』だということがすでにわかっている。また、『サンダーボルツ*』のポストクレジットシーンでは、彼らの宇宙船がMCUにおけるメインの世界へとやってくる様子も描かれていた。ファンの間では、これはフランクリンがドゥームに誘拐されたあとの場面であり、4人は彼を取り戻すため、MCUのメインの世界へと急いでいるのだろうと推測されている。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日に日米同時公開。ファンタスティック・フォーのほか、サム・ウィルソン率いるアベンジャーズ、そしてニュー・アベンジャーズ、さらにはフォックス時代の「X-MEN」シリーズからも複数のキャラクターが登場する予定だ。もちろん、ドクター・ドゥームも。